赤ちゃんは、妊娠7ヶ月くらいから音に応じるようになります。ですから、生まれてすぐの赤ちゃんも音によく反応します。
しかし生まれてくる赤ちゃんの1000人に1人は、聴力障害があると言われています。
近年、新生児期に聴覚障害の有無を自動的に判定できる検査装置が開発され、最近では生後すぐから
聴力検査が行えるようになりました。
きこえの障害は、はた目には「みえない」ため、気づかれにくいという特徴があります。また「ことばが聞きとりにくい程度の難聴」があると、話しことばの発達が遅れてしまい、ある時期が過ぎてしまうと発達するのが難しくなると言われています。
「聴覚障害の早期発見、早期治療が
その後の療養につながり、正常に言葉を習得できる可能性が高まる」という
報告がされています。
新生児聴覚検査 |
■ 検査方法 |
器械を使ってささやき声程度の音を赤ちゃんに聞かせ、その反応を
みるもので、赤ちゃんに痛みを感じさせることもなく安全に検査ができます。
この検査の結果、詳しい検査を必要とするお子さんについては、からだの成長をみながら時間をかけて正確に判断します。 |
■ 検査対象 |
希望者のみ |
■ 検査時期 |
生後3日目に行います。 |
■ 料 金 |
長崎県内・・・2,000円、 県外・・・3,000円 |
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